サムスン 750Evo 240GB TLC型の耐久テストと分解


750 EVO MZ-750 240GB 分解 耐久テスト

サムスン 750Evo 240GB TLC型を分解し、JESD218の元となるインテルの温度表に従い耐久テストを実施する。。

35TB書き込み合格
750EvoのTBW記載には
http://www.itgm.co.jp/product/ssd750evo/
【*2:SSD 750 EVOシリーズの製品保証は、期間(3年間)もしくはTBW(Total Byte Written=総書き込みバイト量)しきい値(35TBもしくは70TB)に到達した日の、いずれか短い期間までとなります。2015年11月時点。という不思議な文言があり35TBでまず検査した。再度、このページを見ると240GBでは70TBとのこと。継続して70TBまで書き込みを実施する。

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■計測データ





■Samsung 750Evo耐久性テスト
書き込み単位はテラバイトです。


 
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1.分解

今風の小型化した基板だ。ケースはアルミであること意外は放熱対策はない。発熱するのが良く判る。

750 EVO MZ-750 240GB 分解 耐久テスト

基盤はこのようなになっている。

750 EVO MZ-750 240GB 分解 耐久テスト

コントローラは右側のICだと思う。左側は背面にもあるからだ。背面を次に示す。

750 EVO MZ-750 240GB 分解 耐久テスト

実にさっぱりしているのが判る。

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pbtm_tmSSD の普及と共に SSDの突然死が問題となっています。「PBTM+TM」Ver2はSSDユーザのデータを守る軽快なバックアップシステムです。最大2000世代のOS とドキュメントを自由にバックアップ、復元します。ドキュメントの復元は対象のファイル、フォルダをマウス選択するだけです。マウス右ボタンのGUI操作 で過去2000世代まで遡りワンタッチでロールバックします。

SSD寿命カウンタ

SSDへの実際の書き込みをカウントするアクティブ方式採用により全SSDに対応します。
ディスクへの書き込みをビジュアル化、数値化しSSDの使用状況を管理します。

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2.初回耐久テスト・・・

耐久テストを行うに当たり、放熱を強化する。加速寿命テストは通常の数百倍の負荷をかける。当然発熱する。この発熱は通常では発生しない性質のものだからだ。発熱が寿命測定の正確さを損なう可能性が高い。温度を通常使用に合わせる目的がある。

750 EVO MZ-750 240GB 分解 耐久テスト

このようにする。SSDの寿命を計るTBW(動作保障する総書き込み量:トータルバイトライトン)

【 JESD218A:SSDの耐久性試験】

分類 テスト時間 電源OFFでのデータ保持時間 FFR(故障率) 読み取りエラー率
クライアント(普通の使い方) 40° C
8時間稼動/日
30° C
1年
≤3% ≤10 -15
113テラバイトの読み取りで1ビット未満のエラー発生率
エンタープライズ(業務用) 55° C
24時間稼動/日
40° C
3ヶ月
≤3% ≤10 -16
1.1ピコバイトの読み取りで1ビット未満のエラー発生率

TBWはJESD218ではこのように40℃で使用したSSDを30℃で一年間の保持できることと既定しているのだが、温度と保管期間は次の表に従うと考えている。この温度の逆引き表を次に示す

【JEDECの加速寿命ガイドライン】

データ保持ガイドライン

テストはこれのうち、SSDを25~30℃で使用して55℃で1週間保存してTBWの加速寿命検証を行うようにする。この条件を満たした時、一週間の保存は一年間の保存に相当するというのだ。そのためにはSSDの温度を25~30℃に保つ必要がある。SSDの針鼠化はそのための拵えだ。

CIMG2460

そしてこのように25℃を保持した恒温箱に入れるて書き込みを行う。750Evoは近々ここに入れる予定だ。

恒温装置

書き込みを行った後はこの55℃の保温箱に入れる。55℃の一週間は30℃保存の1週間に相当するのだそうな。

4.TBWの見直し、必要十分の確認

本サイトではSSDの必要な耐久性は次のようなものだと従来から考えている。

【 SSDへのデータ書き込み量目安】

ハイバネーションON
搭載メモリ4GB
ハイバネーションON
搭載メモリ8GB
ハイバネーションON
搭載メモリ16GB
ハイバネーションON
搭載メモリ32GB
ハイバネーションOFF
1日の推定書き込み量 12GB+10GB 24GB+10GB 48GB+10GB 96GB+10GB 0GB+10GB
1年の推定書き込み量 8TB 12.4TB 21TB 38.7TB 3.6TB
※1.ハイバネーションは一日3回発生すると仮定する。朝PCを起動し、打ち合わせが午前一回、午後一回、昼食時と合計3回ハイバネーションが発生すると仮定している
※2.一日のディスクへの書き込みは10GBと仮定している。ヘビーユーザで10GBというのが本サイトの見解である。おそらく多くはその半分の5GBくらいだろう。

ハイバネーションをOFFにした時、一日10GB書くヘビーユーザであり、実際には5GBが大多数だろう。ゆえに次のように考える事にした。

  • 平均一日5GBで年間1.8TB、10年で18TB、これが通常の必要条件である。
  • 一日10GB書くヘビーユーザでも年間3.6TBで5年保障として18TBあれば実用上問題ない。

実際には四捨五入して20TBが現実的に必要な耐久性と考える。

ssd_optさて、ハイバネのON/OFFは極めて重要なので「SSD最適化設定」を無料配布している。SSDユーザはこのツールによりWindowsをSSD用に設定する事を推奨する。ハイバネーションをONにする時はSSDへのダメージを良く理解して設定して欲しい。

pbtm_tmそ していずれにせよSSDだからこそきちんとしたバックアップが必要だ。JESD218の定めるTBWのデータ保持時間が1年間ということは厳然とした事実 なのだ。もしバックアップツールを導入していなければ本サイトではSSDと相性の良い差分バックアップツール「PBTM+TM」の導入を勧める。有料の Pro版で最大2000世代まで、フリー版で2世代まで差分バックアップをとりSSD利用者のデータを保護する。

SSD寿命カウンタ

そしてやはり、一にも二にも正確なSSDへの書き込みのモニタリングが重要になる。本サイトは「SSD寿命カウンタ」の導入を提案する。測定は実際の書き込みをカウントするアクティブ方式採用し全SSDに対応する。ディスクへの書き込みをビジュアル化、数値化しSSDの使用状況を管理する。