Crucial BX200 CT240BX200SSD1 TLC型の耐久テストと分解


Crucial BX200 CT240BX200SSD1 TLC型分解

Crucial BX200 240G TLC型を分解し、JESD218の元となるインテルの温度表に従い耐久テストを実施した。

追試結果.分解

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公称72TBWに対して、正味144TBの書き込みをし、恒温槽に入れて55度で一週間つまり一年相当検査保温をしてデータ化けがないことを確認。これにて本テストを終了する。
補足するとTRIMがない機種で72TBW、TRIM実装ならばSSDの負担が減り2倍寿命があると仮定して2倍まで引っ張った。
Windows7以降の大多数のユーザは公称TBWより余裕があると見て良いと思う。

1.分解

今風の小型化した基板だ。ケースはアルミであること意外はコントローラの放熱シートがついている。NAND用の放熱シートはつかない。発熱するのが良く判る。

 

Crucial BX200 CT240BX200SSD1 TLC型分解

基盤はこのようなになっている。

Crucial BX200 CT240BX200SSD1 TLC型分解

コントローラはシリコンモーションのSM2256が見える。

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背面を画像。

Crucial BX200 CT240BX200SSD1 TLC型分解

 

コントローラはファイソンPS3110が見て取れる。

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pbtm_tmSSD の普及と共に SSDの突然死が問題となっています。「PBTM+TM」Ver2はSSDユーザのデータを守る軽快なバックアップシステムです。最大2000世代のOS とドキュメントを自由にバックアップ、復元します。ドキュメントの復元は対象のファイル、フォルダをマウス選択するだけです。マウス右ボタンのGUI操作 で過去2000世代まで遡りワンタッチでロールバックします。

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SSDへの実際の書き込みをカウントするアクティブ方式採用により全SSDに対応します。
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2.初回耐久テスト・・・

BX200 TBW計算

当初普通に接続して耐久テストを実施した。72TB書き込んだ所で55℃の恒温箱に入れてデータの正常を確認し一次試験を終える。結論から本SSDのTBWは15テラバイト以上と推定する。このテストはまだ終わっていない。継続して2次テストに移行する。

この15テラバイトはJESD218の早見表から逆算した。

【 JESD218A:SSDの耐久性試験】

分類 テスト時間 電源OFFでのデータ保持時間 FFR(故障率) 読み取りエラー率
クライアント(普通の使い方) 40° C
8時間稼動/日
30° C
1年
≤3% ≤10 -15
113テラバイトの読み取りで1ビット未満のエラー発生率
エンタープライズ(業務用) 55° C
24時間稼動/日
40° C
3ヶ月
≤3% ≤10 -16
1.1ピコバイトの読み取りで1ビット未満のエラー発生率

TBWはJESD218ではこのように40℃で使用したSSDを30℃で一年間の保持できることと既定しているのだが、温度と保管期間は次の表に従うと考えている。

【JEDECの加速寿命ガイドライン】

データ保持ガイドライン

一次テストの結果はSSDの温度は概ね51度であったから、50℃とみなし5週間保存して一年の担保を取ると考えた。実際には1週間しか保存していないので1/5の耐久テストをしたと考える。これを単純に72TB/5として正味15TB相当の信頼性の確認が取れたと見なしたわけだ。

3.2次テスト

二次テストではこれに従う。SSDを25~30℃で使用して55℃で1週間保存してTBWの加速寿命検証を行うようにする。

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そのために、このような針鼠状態にする。放熱性の向上が目的だ。

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そしてこのように25℃を保持した恒温箱に入れる。現在、この状態で検証をしている。すでに正味15TBの試験が終わったとして+57TB書き込みだ後は再び55℃の恒温箱に入れる予定だ。

恒温装置

4.TBWの見直し、必要十分の確認

本サイトではSSDの必要な耐久性は次のようなものだと従来から考えている。

【 SSDへのデータ書き込み量目安】

ハイバネーションON
搭載メモリ4GB
ハイバネーションON
搭載メモリ8GB
ハイバネーションON
搭載メモリ16GB
ハイバネーションON
搭載メモリ32GB
ハイバネーションOFF
1日の推定書き込み量 12GB+10GB 24GB+10GB 48GB+10GB 96GB+10GB 0GB+10GB
1年の推定書き込み量 8TB 12.4TB 21TB 38.7TB 3.6TB
※1.ハイバネーションは一日3回発生すると仮定する。朝PCを起動し、打ち合わせが午前一回、午後一回、昼食時と合計3回ハイバネーションが発生すると仮定している
※2.一日のディスクへの書き込みは10GBと仮定している。ヘビーユーザで10GBというのが本サイトの見解である。おそらく多くはその半分の5GBくらいだろう。

ハイバネーションをOFFにした時、一日10GB書くヘビーユーザであり、実際には5GBが大多数だろう。ゆえに次のように考える事にした。

  • 平均一日5GBで年間1.8TB、10年で18TB、これが通常の必要条件である。
  • 一日10GB書くヘビーユーザでも年間3.6TBで5年保障として18TBあれば実用上問題ない。

実際には四捨五入して20TBが現実的に必要な耐久性と考える。

ssd_optさて、ハイバネのON/OFFは極めて重要なので「SSD最適化設定」を無料配布している。SSDユーザはこのツールによりWindowsをSSD用に設定する事を推奨する。ハイバネーションをONにする時はSSDへのダメージを良く理解して設定して欲しい。

pbtm_tmそ していずれにせよSSDだからこそきちんとしたバックアップが必要だ。JESD218の定めるTBWのデータ保持時間が1年間ということは厳然とした事実 なのだ。もしバックアップツールを導入していなければ本サイトではSSDと相性の良い差分バックアップツール「PBTM+TM」の導入を勧める。有料の Pro版で最大2000世代まで、フリー版で2世代まで差分バックアップをとりSSD利用者のデータを保護する。

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