SanDisk SSDプラス SDSSDA-240G-J25C MLC型の耐久テストと分解


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SanDisk SSDプラス SDSSDA-240G-J25Cを耐久テストを紹介する。

1.分解

このSSDは表題の画像で見るとおり、実にコンパクトだ。そして特別な放熱対策をしていない。

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内蔵のコントローラはシリコンモーションのSM2246というものであった。

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これはNANDメモリだろう。このICが裏表合計4個はいっている。

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2.TBW 60TB追試結果

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初回耐久テスト

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このSSDは2016年5月4日にテストを開始して、9日には障害が出たのだが、原因は複数考えられる。ざっとあげると、

  1. 素直に寿命である。
  2. 壊れる直前に分解して、放熱器を取り付けた。このため壊れた。
  3. 分解する直前、57℃という異常な温度になっていた。これで壊れた。

どれも怪しいのである。分解する時に測定に使用しているソフトCrystalDiskInfoは57℃という異常な温度を計測している。普段このSSDは室温25℃において40℃くらいで動作していた。上のグラフでわかるとおり、途中で書き込み速度が上がっている。このタイミングで同じPCに耐久テスト接続していたキングストン SSD Now UV300 /240G, SK Hynix SL300 HFS250G32TND-3112A, Crucial BX200 CT240BX200SSD1の3台のSSDを外したため一気にSSDへの負担が増加したという側面がある。

このSSDは特別な放熱がないため、同居人が外れた時点で廃熱が追いつかなくなったという気もする。常識の数百倍の負荷を掛けているので使い方が悪いのは間違いない。なにしろ壊す事を目的としているのだから当然と言えば当然である。

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壊れた時は分解し、このように両面に放熱板を付けている。この状態で室温25℃の状態で静置してテストを続行したらエラーが起きた。リトライすると最初は問題なく動くのだがすぐに書き込みエラーが起きて止る。

エラーは寿命によるものと同じなのだが、分解する時に力を入れすぎて基晩にクラック(ヒビ)が入ったの可能性も高い。

3.2回目耐久テスト

JESD218A恒温装置

現在、こういう恒温箱を作り、常にケース内温度を約25℃として安置してテストをしなおしている。

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アップしたところだ。温度管理したケース、放熱板の追加、書き込み速度の制限により現在は24~28℃の範囲で耐久テストをしている。

実はこの恒温箱には3つの温度計が入っている。

  1. 写真に写っているデジタル温度計
  2. ケースの冷却装置制御用の温度計
  3. SSD内部の温度計

SSDの温度はSSD内部の温度計で測定している。これで24~28℃という記録を取っている。デジタル温度計は数度の誤差があるので曖昧に捉えている。室温25℃において保温箱に載せている温度計はマイナス1度の誤差があった。

温度に神経質になっているのには理由がある。SSDの温度を次の表のActive tempの温度を25~30℃にキープしたいからだ。

データ保持ガイドライン

この表はANANDATECが掲載していたものだ。JEDEC(半導体技術協会)の定めるSSDの耐久性を定めるTBWはこの表に従っているようだからだ。TBWは通常は「40℃でSSDを使用し、1年間30℃で保管してデータを保持すること」という規則がある。この表の中央のミドリの52(週間)がそうである。実際には52週間つまり1年間待っていたら鬼が笑う。ということで温度ごとの同等値をこの表は示している。

であるから、最短を加速寿命テストをするならばこの図で、25~30℃でSSDを使用し、55℃で保管した時は1週間のデータ保持の検証でTBWを確認できる

本サイトの方針ではOCZがTRION150-120GBでTBW:30TBを公表しているので30TBで一度書き込みを中断し、55℃の恒温箱に入れる予定である。次は72TBの予定だ。

恒温装置

たぶんそれ以上は不要でもしやるならば360TBあたりではないかと思う。

【 SSDへのデータ書き込み量目安】

ハイバネーションON
搭載メモリ4GB
ハイバネーションON
搭載メモリ8GB
ハイバネーションON
搭載メモリ16GB
ハイバネーションON
搭載メモリ32GB
ハイバネーションOFF
1日の推定書き込み量 12GB+10GB 24GB+10GB 48GB+10GB 96GB+10GB 0GB+10GB
1年の推定書き込み量 8TB 12.4TB 21TB 38.7TB 3.6TB
※1.ハイバネーションは一日3回発生すると仮定する。朝PCを起動し、打ち合わせが午前一回、午後一回、昼食時と合計3回ハイバネーションが発生すると仮定している
※2.一日のディスクへの書き込みは10GBと仮定している。ヘビーユーザで10GBというのが本サイトの見解である。おそらく多くはその半分の5GBくらいだろう。

SSDへの書き込みはほとんどがハイバネーション(節電機能の一種)が占めており、これをOFFにすると年間3.6TBが良いところだからだ。36TBはハイバネをOFFにすれば約10年相当で丁度良い所だと思う。72TBあれば20年もうそれ以上は不要だろう。最もハイバネがONの場合、メモリを32GB積んだPCならば1年で38.7TB書くからもういけない。

性質の悪い事にハイバネは搭載メモリ量でディスクへの書き込み量が変動する。ハイバネはHDD時代の遺物としてズバットOFFにするのが正解と本サイトでは結論している。

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ハイバネのOFFは「SSD最適化設定」を無料配布している。これの使用を推奨する。

 

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■計測データ





■SanDisk SSD PLUS 240GB 耐久性テスト
■2回目 25~30℃の恒温箱にて実施中
書き込み単位はテラバイトです。


 
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